ガンダムクラブ
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ガンダムビルドファイターズ1話「セイとレイジ」

物語あらすじと感想(ネタバレがあるのでまだ観ていない方は閲覧をお控えください)

時は近未来。
ガンダムのプラモデル、「ガンプラ」の素材であるプラスティックにのみ反応して外部から動かせる粒子「プラフスキー粒子」の発見で、ガンダムプラモを動かし仮想空間で戦わせる「ガンプラバトル」が人気を博していた。

本編の主人公、イオリ・セイもそんなガンプラバトルに熱中する少年。
実家が模型店を営む関係から大人顔負けのプラモ作りの実力を持ちながらも、バトルの才能には欠けるイオリ。

母親から模型店の留守を任され、客の父子にガンプラの魅力を熱く語るセイの前に、同じ街に住むガンプラ・ファイター、サザキが現れ「プラモ作りの腕がいいからといってガンダムバトルが強いわけではない」とイオリを挑発する。
(セイのガンプラ作りの実力だけは認めるサザキは、セイとコンビを組みイオリの作ったガンプラでガンプラバトルに出場するのが目的のようだ。)

サザキの挑発に乗り、自宅の模型店に設置されている簡易型バトルシステムでガンダムバトルを行うセイとサザキ。
圧倒的なバトルセンスの差でセイのガンプラ、ウイングガンダムはサザキのギャンに敗北する。

こんなことではガンプラバトル世界選手権にも勝てないと街中でひとり落ち込むセイ。
そんなセイの前に、一人の外国人らしき少年(レイジ)が現れる。
街のスクリーンに映し出されるガンプラバトル選手権の映像を観てあれはなんだと聞く少年。
少年が(この世界では有名な)ガンプラバトルを知らないことを驚きながらも、ガンプラバトルについて教えるセイ。

そこへ街のパン屋のおじさんが現れ、レイジを泥棒と呼び捕まえる。
レイジは街頭販売のパンを捨ててあると思いこみ勝手に持ち去り食べていたのだった。

レイジを助け代わりにパン代を弁償するセイ。
恩を感じたレイジは、小さな丸い石をセイに手渡し、この石に願を込めて呼べばいつでも自分がセイを助けに来ると言い立ち去る。
あっけにとられるセイを残してレイジはどこかへ消え去る。

日は変わって、ガンプラバトル選手権用の自分専用のオリジナルプラモ「ビルドストライクガンダム」を完成させ喜ぶセイ。
そんなセイの前にまたしてもサザキが現れ、自分とコンビを組むようにセイを誘う。
サザキの挑発まじりの誘いに、セイはもう一度ガンプラバトルで戦いサザキが勝ったら「ビルドストライクガンダム」を好きにしていいと宣言してしまう。

店の常連であるラルさんを審判に、再びガンプラバトルで戦うイオリとサザキ。
だが、やはりガンプラバトルに疎いセイは苦戦し追い詰められる。
防戦しながらも場外へと落とされそうになるセイの「ビルドストライクガンダム」。

そのとき、セイの後ろから現れた手が「ビルドストライクガンダム」を操り、サザキのギャンを蹴り倒す。
その手はセイの願に応えて現れたレイジだった。

セイと操縦を交代し、「ビルドストライクガンダム」で戦うレイジ。
はじめてのガンプラバトルでありながらすぐにコツをつかんだレイジは「ビルドストライクガンダム」でサザキのギャンを倒す。

はじめての勝利に喜ぶセイを残して、レイジの姿はもうそこにはなかった。
イオリを探して夜の街を駆けるセイだったが、彼の姿はもうどこにも見つけられなかった。
諦めて自宅へ帰ったセイだったが、家ではリン子の作った夕食を美味しそうに食べるレイジがいた。

こうして、セイとレイジのガンプラバトルの物語ははじまりを告げる…


と、こんな感じで、いよいよはじまったガンダムアニメの最新作「ガンダムビルドファイターズ」^^
観ようと思ったら、僕の住んでいる地域では映らんやんけ〜〜〜!!!と、ちょっとあせってしまいましたが、バンダイチャンネルでその週の放送を無料で観れるとのことで、僕もそちらで観ることが出来ました^^;

まあ、ガンダムというより、ガンダムプラモのお話なのでストーリー自体はある意味想像通りの内容でしたね。
ただ、一話を観た感想だけでいうなら、今期一推しの面白いアニメになりそうな予感です。

まるで漫画かアニメのような(ってアニメなんですが)レイジの設定とかいろいろとツッコミどころはありますが、この作品の世界感自体がそれを許容させてくれますし、各所に用意されている笑いどころでちゃんと笑えるのも高く評価したいところです。
なによりも、ラルさんの登場は観ていてほんとうにうれしかったですし(笑)

ガンプラの宣伝をしながらも、それが上手く作品の魅力として機能しているアニメとして、今後どんな展開を見せてくれるのか楽しみにしたいと思います。


登場人物紹介
イオリ・セイ
本作の主人公。「イオリ模型」の一人息子で大人顔負けのプラモ作りの実力を持つが、ガンプラバトルの才能には疎い。

イオリ・タケシ
セイの父で第二回ガンプラ世界選手権の準優勝選手。実家の模型店を妻と息子に託してガンプラ普及のために世界中を旅して回っている。

イオリ・リン子
セイの母で、夫に代わってイオリ模型店を営みながらセイを育てている。ただし模型についてはあまり詳しくはなく店のこともセイに頼りきっている。

サザキ・ススム
セイと同じ街に住むガンプラバトル・ファイター。セイのガンプラ作りの腕を認めコンビを組もうと誘うが、高飛車な性格を嫌われ断られる。

レイジ
赤髪とサングラスがトレードマークの謎の少年。ガンプラバトルの才能に優れる。

コウサカ・チナ
私立聖鳳学園に通うセイの同級生でクラス委員。実家はレストラン『コウサカ』。

ラルさん
イオリ模型の常連でグフを好む謎のおじさん。なぜか多くの登場人物から「大尉」と呼ばれている。


プラモデル紹介
MS(モビルスーツ)

ビルドストライクガンダム
機動戦士ガンダムSEEDに登場するストライクガンダムのプラモデルをベースに、ガンダム世界選手権用にセイが造ったオリジナルプラモ。
機動力に優れ、高い技術で作られているが武装関係はまだ未完成で発展の余地があり、これからも新化するガンプラ。


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