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ガンダムビルドファイターズ3話「フルパッケージ」
物語あらすじと感想(ネタバレがあるのでまだ観ていない方は閲覧をお控えください)
舞台は灼熱の砂漠。
照りつける太陽の中から攻撃をしつつ急降下してくる一機の機体。
ラルの操るグフだ!!
対戦相手はレイジのビルドストライクガンダム。
「正確な射撃だ。だがそれゆえ動きが読まれ易い。」と、レイジの攻撃を余裕でかわすラル。
ちまちましたのは好きじゃないと、サーベルを引き抜き突っ込むビルドストライク。
ラル:思い切りのいいパイロットだ。
ラル:しかぁーーーし!!!
次の瞬間…
まさかの真っ二つにされるグフ(笑)(笑)(笑)
「自分の力で勝ったと思うなよ。セイ君の作ったそのガンプラのおかげだということを忘れるな!!」と負け惜しみを言いまくるラルさん^^;
「どうでもいいけどそんな古いガンプラじゃ勝負にならないよ」とあきれるレイジ。
どうやらラルさんはベストメカコレクションの稼動範囲の狭いグフで戦っていたようだ。
そこへ学校から帰ってきたセイが。
ラルさんのバトルの誘いを相手にもせずレイジを自分の部屋へと連れ去るセイ。
「レイジ、ほんとうのことを答えてくれ」と真剣な声でいうセイに緊張するレイジ。
セイ:君は…
セイ:なにものなんだ〜〜!!!
と、(視聴者もレイジもすっかり忘れていた)二話のラストで突然身体が光出してレイジが消えてしまったことを問いただすセイ。
そんなセイに、レイジは真顔で自身のことを語りだす。
レイジ:イオリ・セイくんたちが住む世界とはべつのもうひとつの世界…
(なぜか、ここから急に語り口はコミカルに変わり、画面の絵も落書き画に^^;)
その世界にはアリアンという王国があり、人々が平和に暮らしていました。
そしてその国には人々から愛される王子さまがいました。
ある日、王子さまは王宮の宝物庫で光る宝物を見つけました。
その宝物に触れた瞬間、王子さまはセイくんたちの住む別世界へ行けるようになったのです!
その王子さまが自分だと語るレイジ。
あまりにもばかげた話にあきれ返ってまともに信じようとしないセイを残して、レイジは「明日からしばらく来れないから」と言いのこして部屋を出て行く。
レイジの正体が気になりながらも、ガンプラ選手権に向けてビルドストライクガンダムの完成を急ぐセイ。
あいかわらず学校での授業中は居眠りし、休憩時間にはガンプラのイメージデザインのスケッチ。
家に帰ればプラモ作りの日々を過ごすセイ。
一方、レイジは夜の街でラルさんと会っていた。
「今日はいままでみたいなのはごめんだぜ」というレイジを、ラルは「心配ない」と言い、地下のバーに連れて行く。
そこは、夜な夜なガンプラを愛する大人たちが集まりガンプラバトルを行うバーだった。
ジオン軍の制服(というかコスプレ)を着てガンプラバトルで戦うおっさんたち。
ラルに気づいたおっさんたちは、ラルさんを「大尉!!」と呼び集まってくる。
どうやらラルさんはこのバーのおっさんたちのカリスマ的存在のようだ。
ラルの連れてきたレイジに一目置くおっさんたちだったが、レイジがガンプラを作ったことがないと知ると…
作ったことがないだと〜〜!!
作る気がないなら人形でも買って家で遊んでろ!!
と、突然態度を急変させる(笑)
ラルになだめられとりあえずはレイジとバトルすることを了承するおっさんたちだったが、そんなおっさんたちをレイジはこの店にある一番弱そうなガンプのボールで戦うと言って挑発する。
レイジの挑発を受けて「(あとで)きゃんきゃん泣き喚くなよ!!」と怒るおっさんたち。
そんなおっさんたちをボールで難なく圧倒し、おきまりどおりのパターンで「きゃんきゃん!」「きゃんきゃん!」と言わせるレイジ^^;
こんな程度の連中では練習相手にもならないというレイジに、怒ったおっさんたちは五人がかりでレイジに挑む。
さすがのレイジも五人相手にボールでは苦戦しじょじょに追い詰められていく。
止めを射されそうになったその時、どこからともなく割り込んできた二筋のビームによっておっさんたちのガンプラが倒される。
そのビームはバトルに乱入して来たガンダムバトルイタリア選手権チャンピプ、リカルド・フェリーニのウイングガンダムフェニーチェのものだった。
バトルに割り込まれたことを怒るレイジに、「差しで勝負するかい」と誘うリカルド。
そんなレイジの特訓を知らないセイは、学校の美術室でビルドストライクガンダムフルパッケージを完成させ、眠りこんでいた。
(なぜに美術室でガンプラを作っていたかはまったく不明^^;)
部屋を閉めるからとセイを起こす委員長(コウサカ)。
目を醒ましたセイは、コウサカに完成したビルドストライクフルパッケージのことを聞かれひとりで熱く語る。
そんなセイに、コウサカは入学したての頃にもセイが(ガンプラを作るために彫刻当を借りに)美術室にやってきたことを思い出す。
どうやらセイはそのときにコウサカの絵の色使いを誉めて、コウサカに好意を抱かせたようだ^^;
物語は急展開して、ガンプラバトル選手権が開幕。
セイに恋心を抱くコウサカは、セイが熱中するガンプラバトルがどんなものなのか知りたくなりセイの参加するガンプラバトル選手権地方大会会場に向かう。
会場では、サザキのギャンが対戦相手のガルバルディーβを倒し勝利。
紅の彗星ユウキのアメイジングザクも対戦相手に圧勝していた。
そしていよいよセイの対戦の番が回ってくる。
会場に入ってくるセイ。
だが、その横にレイジの姿はなかった。
あれ以来、レイジは一度もセイの前に帰って来ていないようだ。
「レイジに頼るのはガンダム的に言うと僕のエゴってやつで…」などと独り言を言いながら自分で戦うしかないと諦めるセイ。
そこへラルさんとともにレイジが到着する!!
絆創膏だらけのレイジの指に驚きながらも喜ぶセイ。
完成したばかりのガンプラ、ビルドストライクガンダムをレイジに差し出すセイ。
ユウキ:なんという完成度だ!!
ラル:よくぞそこまで作りこんだ。セイくん!!
と、不自然なほど無駄に驚くユウキとラルさん。
そしていよいよレイジとセイによるはじめてのガンプラバトルがはじまった。
対戦相手のハンブラビを圧倒し、ビルドストライクの性能を完全に使いこなすレイジに驚くセイ。
どうやらレイジは、リカルドを相手に200回もバトルを行い特訓していたようだ。
じょじょに相手を追い込み、ライフルの一撃でハンブラビを撃破。
サザキ:なんだあの威力は!!
ユウキ:一撃だと!!
と、ここでも不自然なほどに無駄に驚くサザキとユウキ。
(ガンプラの完成度ぐらいでライフルの威力がそう大きく変わるとも思えないんですけど^^;)
とにかく、こんな感じで選手権初勝利に涙を流して喜ぶセイ。
こうして、今度こそほんとにセイとレイジのガンプラバトル選手権がはじまったのだ。
と、エンディングが終わって場面は平和なイオリ模型。
店番をするセイの店に私服姿の委員長(コウサカ)が弟を連れて現れる。
弟がガンプラを作りたいらしいと、弟を出しにするかわいいコウサカ^^
「女の子でも作れるガンプラってある?」の質問に「もちろん!」と笑顔で答えるセイ。
この期に及んでもセイはまだコウサカの気持ちに気づかないようだ…
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こんな感じでいきなりのラルさんとレイジのバトルではじまったガンダムビルドファイターズ第三話(^・^)
何度負けても、「次はゲリラ屋本来の戦い方で!!」などと食い下がるラルさん、かっこよすぎで面白すぎです(笑)
あと、サザキの「この楯はいい楯だ。」のマ・クベの台詞のオマージュにも思わず吹き出してしまいました。
ラルさんの行きつけのバーのジオン兵たちといい、ビルドファイターズはまさに「おっさんほいほい」ですね^^;
ちなみに今回、顔出し程度に登場したリカルドの声はガンダム00のグラハムとおなじ声優さんなのですね。
僕は、役的にはユウキ・タツヤがグラハムポジションかと思っててるんですけど、リカルドも今後の活躍が楽しみなところです。
今回は前回のラストでレイジが突然光出して消えてしまった謎についての解説もありましたが、正直このレイジの異世界人設定は今後の展開になにか関係があるんですかね^^;
まあ、僕も含めてほとんどの人は旧作品のオマージュなんかで笑えればいいやって感じのようなので、レイジが異世界人だろうが王子さまだろうがあまり興味のない人がほとんどかも知れませんが…
ではでは、第四話も期待して待ちたいと思います。
登場人物紹介
リカルド・フェリーニ
イタリアのガンプラバトルチャンプ。別名、「イタリアの伊達男」と呼ばれ世界中を旅して回っている。
ガンプラを使ってのガールハントで成功率80%を誇る。
プラモデル紹介
MS(モビルスーツ)
ビルドストライクガンダムフルパッケージ
イオリ・セイが作り上げたビルドストライクガンダムに強力なビームライフルと多積層シールド、変形して独立稼動するブースターを装着したガンプラ。
強力な武装だけでなく、並の人間では操縦しきれないほどのスピードも有する。
ウイングガンダムフェニーチェ
イタリアのガンダムバトルチャンプ、リカルド・フェリーニのガンプラで、ウイングガンダムを元に左右非対称のゼザインに改造されている。
この改造により、飛行形態への変形は出来ない模様。
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